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Q.タバコを吸う人は歯周病が悪化しやすいって本当ですか?
本当です。ニコチンやタールの作用で、
・歯肉の血液の循環が悪くなる。
・細菌と戦う白血球の働きが減退する。
・体全体の抵抗力が低下する。
などの影響を受けるようです。タバコを吸う人と吸わない人とでは、歯周病のなりやすさは2~9倍のひらきがあるとも言われています。
喫煙は、歯周病を悪化させる最大の危険因子です。煙草に含まれるニコチンは、血管を収縮させ、歯ぐき及び周囲組織の微小血管の循環が悪くなります。
そして歯周病の初期症状である「歯ぐきが赤く変化する」ことや「歯ぐきからの出血」などの症状が現われにくく、気付かないうちに進行してしまうことが多いです。 自覚症状があってこそ自分自身が病気であることに気付き、治そうという意欲が持てると思います。歯周病は進行すればするほど治療期間も長くなり、再発もしやすくなります。
煙草を吸うから歯周病になるわけではありませんが、同じ治療をしても煙草を吸っている人のほうが治るのも遅いです。1日の喫煙本数だけでなく、今までに何本吸ってきているかが問題です。
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